2019年 09月 23日
大太鼓に魅せられる |
第2部が始まりました。
まずは全員による演奏のあと、和太鼓体験コーナーが始まりました。よく知らずにいましたが、事前に抽選で選ばれた15組が舞台に立ち、メンバーの指導のもと和太鼓を演奏する、と言うものです。女性が多くて、ここでも活発な女性たちが印象的で、高校生から中高年に至るまで、楽しげに笑っている女性たち、小学生の子供もいます。そんな中、恥ずかしそうな男性数名 (≧∀≦)
どうやら事前に練習があった様で、バチさばきも様になり、みんな実に堂々としてる。メンバーの太鼓に続いて体を使って叩いています。初め単調なリズムもどんどん複雑になりますが、どうやら体は即座についていく様で、両手のバチさばきもみんな完璧! 「私もやりたい!」と思う様な体験コーナーでした。
それが終わると、喧騒の舞台が一転、静かな琴と笙の笛の演奏がしばらく続きました。鼓童の「静」もとても素敵です。
と、それまで闇に隠れていた中央に それは大きな「大太鼓」が! 舞台の袖から進み出でたのは、上半身裸の若手メンバーです。大きく脚を開いて低く構えた姿勢で、大太鼓の演奏が始まりました。
目を奪われたのは、美しい肩甲骨の形、自在に動き、小柄な細マッチョながら、その躍動感といったらありません。公演のクライマックスです。正面を向いた大きな太鼓と後ろ向きの叩き手、大太鼓の裏側にはもう1人の叩き手がいて、2人でリズムを刻みながら、観客を陶酔の世界に導いてくれます。正面から見ると太鼓の真後ろの叩き手は見えないので、この2人のコラボは不思議な響きとなって聞こえます。 正直言って、太鼓だけでここまで感動する、というのが信じられない思いでした。
最後には全員登場、琴を除く全ての楽器が登場してのフィナーレでした。
メンバーの 観客を楽しませるパフォーマンスも楽しく、動から静へ、静謐から血湧き肉躍る演奏へと、太鼓だけでこれだけ惹きつけられる舞台もそう無いのでは? そんな思いで後にしました。
12月にはまたこのホールで公演があるそうです。早速チケットを買わなければ。
by jhety97
| 2019-09-23 08:49
| 日々のこと
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