2018年 09月 23日
ピアノコンサート第2部 |
9月8日に開催されたピアノコンサート、第2部のレポです。
この日のピアニストは 全盲で現在は人工内耳ユーザーのTさんでした。Tさんとはふとしたことでお知り合いとなり、このコンサートを紹介していただき、観覧を申し込みました。
前述したとおりに、東京医療センターの先生が中心となって、これまで開催されていたこのコンサート、最近になって、私の使用している人工内耳のメドエル社主催となりました。
そんなわけで第1部に演奏されたお子さん達は、東京医療センターの患者さんのようで、非常に和気あいあいとした雰囲気でした。
このコンサートに来るとき、磁気ループが使用できるのかどうか分からずにいて、直前まで迷い、パンフレットに書いていなかったので、結局は持参しなかった私、痛恨のミスでした。
後になってTさんに伺ったところ、「磁気ループ、UDトーク」の使用が保障されていた、と聞き、本当に自分のうっかりさに歯ぎしりしたいような気持ちでした。後で確認したところ、パンフレットにも記載されていました。
それに磁気ループの会場、というのを経験していなかった為、なんとリモコンさえ持っていけば可能だった、ということにも気付かず、せっかくのよい機会を逃してしまったのです。
それがわかったのは後でのこと。
第2部が始まり、演奏者のTさんが紹介されました。パンフレットのお写真よりずっと優しそうな方でした。
演目の半分は知っている曲でした。その事もあり、久々の生のピアノ演奏に、鼻の奥がツーンとするような感動を覚えました。ピアノは鍵盤をハンマーで叩く、いわば打楽器とも言えますが、私の場合、うまく言えませんが「破裂音」に近いような音色となって聞こえて来ます。知らない曲だと、なかなかメロディを拾うことが出来ないのは、ほかの楽器や歌と同じ。ただ慣れ親しんだピアノであれば、また色々な楽器の音色が混ざってしまうオーケストラよりはやはり聞きやすい、と感じました。
繊細でいて、またダイナミックな音色も響かせてくれましたが、とろけるような優しさも感じられました。おそらくとても優しい方なのではないかな、と思います。
演奏とアンコールが終わり、Tさんにもご挨拶をして来ました。また11月にジョイントコンサートがあるようなので、是非聞きに行きます、とお約束しました。まだ知り合って間もない方ですが、メドエル社で時々開催される人工内耳ユーザーの会のことも、紹介していただき、早速登録もお願いして来ました。
次回は是非とも磁気ループを使って演奏を聴いてみたいと思っています。
by jhety97
| 2018-09-23 16:03
| 日々のこと
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