2018年 06月 12日
電話がかけられる! |
電話がかけられる!といっても以前からかけていますが、大の苦手です。 固定電話にかかってくる電話は、もちろん誰からかわからない、その状態で受話器を取るのは危険です。
まずは心の焦り、初めて聞く声、心臓はバクバクし心拍数上がりまくり、両耳を比べると多少でも左は良いので、これまでは補聴器を慌てて外し、受話器を取るものの、やっぱり聞き取れない。
スマホが普及した最近は、以前ほど固定電話はかかってこなくなりましたが、セールスを除き、その分必要な電話もある、ということも言えます。例えば、宅急便の配達の際、これから行くけど在宅か?とか、今家の前にいるけど… なんて事もあります。あるいは保険会社からとか、そういった重要な電話もあるので、仕方なく取りますが、これが本当にわからない。
耳が悪いことを伝えて、もう一度、誰なのかを聞きますが、わかるときもあれば、全くダメなときも。あまりにわからない時には、「難聴なのでわかりません、失礼します」と言って切ることもしばしば。
たまに親戚や古い友人、もちろん携帯をお持ちでないお年寄りなのですが、メールもしていないし、電話しかない、そういう方からかかってくることもあります。用件はともかくとして 色々と話したいし、話してもらいたいという気持ちは山々なのですが、これができません。私の事情はご存知なので、その由を伝えますが、本当に残念です。
ずっと以前に言語聴覚士さんに相談したところ、右耳の人工内耳の方でかけてくださいと言われましたが、あまり電話にかかわりたくない、という気持ちもあって、なんとなくないがしろにしていました。
最近宅急便の不在配達を連絡するときに、やってみようかな?と 人工内耳の方でかけてみました。
人工内耳は一番上のここの部分がマイクになっているそうで、音を拾うところです。付けると顔の前を向くようになっています。
耳につけるとこんな感じ
このマイクのところにスマホや受話器を直角に当てる、この角度がとても重要です。
つまりスマホだったら、顔の前面と平行にする、といえば良いのでしょうか。 ちょっと間が抜けた当て方ですが、これが重要。
マイクはどうやらとても指向性が強くて、対面で話すときのために作られているようなので、普通の受話器のように、横向きに当てると効果が薄くなるそうです。
家族から電話をかけてもらいやってみたところ、角度やスマホの上下の位置を色々変えると、音量とともに明瞭度がかなり違うことに気が付きました。これならかけられそう!
ということで、最近は、スマホを利用して自分からかけることに関しては、以前よりはストレスが減りました。 ただ、固定電話の場合は、受話器の音量を最大に上げたとしても、音量も足りないし、明瞭度もスマホのようにはいかないようです。
それでも「鬼門」の電話に関して、一つの解決策が出たとも言えると思います。
by jhety97
| 2018-06-12 07:47
| 日々のこと
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