2018年 06月 08日
板書 |
私は恥ずかしながらカメラを習っています。
もう結構長いカメラ歴ながら、趣味の域は全く出ませんが、カメラの仲間に励まされながら、なんとか続けているような日々、でも写真を撮るのはやっぱり好きです。
教室の先生は、もちろんプロのフォトグラファー。 月に一回のカメラロケと 翌月はその作品を自分なりに整理して持ち寄る「合評会」があります。カメラロケの時には、その季節に即した「テーマ」が与えられます。 基本的には、動物、お花はNGです。 さらに合評会には決まりがあり、提出作品は2Lサイズにプリント、5枚の組写真にまとめて複数組も可能、サブ写真もOK。事前に、発表する内容をペーパーにまとめて みんなに配ります。 使用するレンズは自由です。
そんな合評会、もう長いことやっているので、もう慣れましたが、最初は写真選びだけでも本当に一苦労、最低三日間ほどは、作品を出しっぱなしにして眺めてはため息をつく、選べても今度はなんて説明文を付けたら・・・・でまた悩み、どうしよう・・・・な日々でした。でも、女性だけの仲間に恵まれて、なんとかここまで来られました。
それには、合評会の時には厳しく 時には優しいみんなの講評があったから、と今は言えます。
自分で選んだ写真をみんなに批評してもらう・・・これは恐ろしくもあり、たまには楽しみでもあり、ほめられると単純に嬉しくて舞い上がり、指摘されれば なるほど!と目から鱗~ 他の方のも真剣にみるので、合評会の日は、精神的にどど~んと疲れます。
そんな大事な合評会、耳の聞こえに問題がある私は、みんなの感想や意見がよく聞こえないことが多く、特に人工内耳の手術前には、おそらく1割程度しかわかっていなかったのではと今にして思います。 これは本当にもったいないことで、みんなの感想や先生の講評が自分に生かせない・・・ 思い悩んで先生に相談したところ、仲間の一人が板書をしてくれることになりました。話し言葉の板書というのは、なかなか難しいけれど、それは聞き取ったそのままで構わない、どんな感想でもそのまま拾って書いてくれます。 人工内耳となった現在もそれは続いています。そうでないと、私は半分くらいしか聞き取れません。
発表の際には、前に出て、まずはどういう気持ちで撮ったかとか いろいろな思いをみんなの前で述べますが、これもなかなか聞き取れない、ということで、内容を事前にペーパーにまとめてみんなに配る、ということも始めていただきました。そんな形態で進む合評会、板書してもらった内容は、私だけでなくみんなも必ずスマホで撮るようになりました。私はその後、提出作品をファイルにまとめていますが、その時には講評や感想もプリントアウトして一緒にしまっています。
言葉はその時その時に流れ出してしまう。 どんなにいい言葉でもすべては覚えられない、私の為に始めてくれた板書とペーパーですが、これはかなりいいことだと思います。 耳が悪くても、こんな工夫をしていただくことで、十分勉強になる時間を過ごせる、先生の配慮と毎回板書してくれる仲間には、本当に感謝しています。
by jhety97
| 2018-06-08 09:09
| 日々のこと
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Comments(2)
Commented
at 2018-06-08 10:15
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
jhety97 at 2018-06-10 08:42
> hanamizukiさん。こんにちは
仲間というのは本当にありがたい存在、皆それぞれ年齢や環境は違っても、好きな事が一致している、この付かず離れずの関係は、なんとも得難いものだと思います。さらにはこの合評会での板書やペーパーは、私にとってどんなに助けになるか、hanamizukiさんなら十分お分かりになりますよね。
カメラも好きですが、どんな集まりでも、この、仲間に恵まれると言うことは、本当に宝物だなぁと、心の底から思います。
hanamizukiさんもカメラがお好きだったのですね! なんだか嬉しくなります。独学もいいですが、批評していただくのはとっても楽しい、と私は思います。
人工内耳の手術はいつ頃なのでしょう。今はまずはこちらに全力投球、ですね。頑張ってくださいね!
仲間というのは本当にありがたい存在、皆それぞれ年齢や環境は違っても、好きな事が一致している、この付かず離れずの関係は、なんとも得難いものだと思います。さらにはこの合評会での板書やペーパーは、私にとってどんなに助けになるか、hanamizukiさんなら十分お分かりになりますよね。
カメラも好きですが、どんな集まりでも、この、仲間に恵まれると言うことは、本当に宝物だなぁと、心の底から思います。
hanamizukiさんもカメラがお好きだったのですね! なんだか嬉しくなります。独学もいいですが、批評していただくのはとっても楽しい、と私は思います。
人工内耳の手術はいつ頃なのでしょう。今はまずはこちらに全力投球、ですね。頑張ってくださいね!
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